『ウンタマギルー』『夢幻琉球・つるヘンリー』で世界を驚愕させた映画作家・高嶺剛による、かつて誰も見たことのない、神話・幻惑・魅惑・摩訶不思議な究極の映像世界。
そして前衛ジャズ界の巨匠、坂田明が上映の最終日12月17日にメルドルに登場!!
映画『変魚路(へんぎょろ)』
高嶺剛が敬愛する、沖縄を代表する俳優・平良進と北村三郎が主役を務め、沖縄のビリー・ホリデイと称される沖縄民謡の大家、大城美佐子が音楽を奏でる。また、沖縄を拠点に活動する山城知佳子を筆頭に、多くの現代アート作家が沖縄ともアジアともつかない独特の作品世界の構築に力を注ぐ。2015年木村伊兵衛賞を受賞した沖縄出身の写真家、石川竜一が特異なキャラクターで出演するのも見逃せない。
また監督たっての希望でアヴァンギャルドかつエネルギッシュな音源を提供し、高嶺剛の新境地に華を添えたジャズグループARASHIを率いる前衛ジャズ界の巨匠、坂田明が今回メルドルにてソロライブを敢行!
上映日時
12月16日(土)13:30 16:30
12月17日(日)13:30 16:30 坂田明ソロライブ 18:00〜
*1日2回のみ上映
料金
上映のみ 1500円
上映+ライブ 3500円
ライブのみ 2500円(前日の上映をご覧になった方は半券提示で500円OFF!)
*いずれもワンドリンク込み
*飲食の持ち込みはご遠慮ください。
高嶺剛(たかみねごう)
1948年沖縄石垣島川平生まれ。国費留学生として京都教育大学特修美術科に入学した頃から8ミリ映画を撮り始める。ジョナス・メカスに私淑し、日本復帰前後の沖縄の風景を凝視した長編『オキナワン ドリーム ショー』(1974)を制作。『ウンタマギルー』(1989)ではベルリン国際映画祭カリガリ賞をはじめ国内外で高く評価される。以来、全編沖縄語で展開される新しい表現を生み出した作家として世界的に注目され続け、2006年にはNYのアンソロジー・フィルム・アーカイブにてレトロスペクティブが開催された。本作『変魚路』は18年ぶりの劇映画作品。
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