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展示

「明るむ、陰る。」新井李奈、寺島万智

2016.11.4 @ 11:00 - 2016.11.26 @ 18:00
日月火祝日 休み

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2016年11月4日(金)ー26(土)
日月火祝日 休み
11:00-18:00
@artist-run-space merdre
入場料 400円(ドリンク付き)

作家からの言葉
新井は、これまで光の現象に着目し作品を制作してきた。前作では鉱物をモチーフに、光が鉱物の表面に反射する瞬間や、鉱物の内部に刻み込まれた複数の亀裂が光に照らされ重なり合うようすなどを透過する素材を使用し曖昧な光を形あるものへとあらわし作品化した。今回の展示では、黄昏時に均一の光に照らされた山が立体感を失い現象化した出来事から、もののハイライトの部分だけを反射する素材で平面に描き起こし一定の光が画面に注がれた時、光の現象が見えその形を辿ると対象物を認識できるような作品を中心に展開していく。
寺島は、「記憶」、「時間」を手がかりに制作してきた。写真、ドローイング、テキスト等を用いて「記憶」と「時間」の相対する関係性や、意識化できない根源的な記憶の存在について考察している。今回は、その意識化できない記憶の存在は他者の意識と共通性を持っていると感じ、日常の風景から、写真を用いてくみ取った作品を提示しようと考えている。
新井は現象の出現⇔消失のあいだを、寺島は記憶⇔時間のあいだを行き来し、その双方のやりとりのなかで気づいたこと、実感したことを手がかりにしている。そして、その⇔のあいだを行ったり来たりする過程で見えてくる残像を、作品化したいと試みている。視覚という目に見えるもの、記憶という目に見えないもの、互いに見ているものは違うのかもしれないが、その残像を捉えようとする「感覚」は遠くない。鑑賞者が作品を交互に見ることで、二人が探っている「行き来する」感覚とリンクし、捉えようとしている残像を感じ取る空間が出来ればと考えている。

詳細

開始:
2016.11.4 @ 11:00
終了:
2016.11.26 @ 18:00
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